21日 4月 2014

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レクチャー、レクチャー･･･

　17日の大阪芸大での森井レクチャーは･･･

　前日のアルマさんのレクチャーの大成功で、全神経を使い果たしてしまったせいか、なんとも煮え切らないものとなってしまいました。来てくださった皆様、どうもすみません。すごく面白いエピソードが沢山あったのですが、紹介できませんでした。

　19日は、某名門女子高校にご招待頂き、今度はフィンランド作家達を生徒の皆さんに紹介し、フィンランド文化についてレクチャーさせていただきました。

　皆さん、上品で聡明なこと!!

　私の撮影した写真を写すたび、「うわぁ～!!」「すご～い!!」とものすごいリアクションが帰ってきます。

　時間になったので、「ここらで終りましょうか、」と言うと、「ええ～っつ、もう終わり～!?!?」前日の失敗もあり、こんなにありがたい反応はありません。生きててよかった･･･：）

　大抵の高校生は、早く家に帰りたいので、少しでも早く授業を終らせてほしいと願うものですが･･･彼女達は違います。わざわざ残って、フィンランドの皆さんに質問しに行儀良く尋ねてくるなど、生き生きとしていて実に素晴らしいのです！

　何より感心するのが、彼女らは全員、”サルミヤッキが食べれる!!”　のです!!

サルミも食えんくせに、”北欧雑貨だいすき～”　とか言うフトドキモノが多いですが、彼女達は偏見無しに異文化を受け入れられる人たちに違いありません。

　どうか、日本の女性のすべてが、彼女達のようでありますように･･･!!

　校長先生初め、各先生方、貴重な体験、本当にありがとうございました。

　はぁあ～、ひとしごと終え、フィンランドアーティスト達と大阪へかえります。

　みなさん、お疲れ!!

　2020、ヘルシンキでの個展が終了しました。

　2年がかりのプロジェクトで、ずっとそれだけに掛かり切りでしたが、ついに終わってしまいました。

　関係者の皆様や、強力にサポートしてくれた親友たちに、あんな気持ち、こんな気持ち、色々お伝えしたかったのに。いつもそうですが、済んでしまうとあっという間。

　こんな成功した展覧会はなかなか経験できるものじゃない。

　何度も繰り返し来場してくださったお客様、遠い国から深く感謝申し上げます。

　そして、親友たち、また近く、次の機会を待っててください。

　特にいつも親のように心配してくださっているオリさん、レエナさん、エイラ、アンティさん、カアリナ、ヘイッキさん、お体を大切に。

　トゥッカ、パイヴィさん、素晴らしい友情をありがとう!!

　2011年、北欧ラップランドでの写真展を終え、フィンランド内陸部の湖畔の美しい村で、制作と展覧会、また、国際的なアーティストたちとの刺激的なワークショップを終えました。

　現在は、憧れであった、ノルウェーのハルダンゲフィヨルドに面するオールヴィクで、なぜか楽しいオランダ作家たちと、興奮に満ちた日々を過ごしております？？？

　『厳しい冬を知らずして、北欧の美術は語れない』との思いで、氷との格闘からスタートした私の留学でしたが、春には現地の誰より薄着になれるほどタフになりました。

　冬から春、夏へと急激に変化する北欧の気候には、ただただ圧倒されるばかりです。

　すっかり報告が伸ばし伸ばしになっておりますが、私の体験していることを少しずつご紹介いたします。