展示作業

 会場は100年を軽く超える木造建築で、いわゆる現代的な美術館ではありません。ただ、これは北欧全域で感じることですが、さり気ない古い建物がこちらでは大変大きな価値を持っていて、中身は最新の巨大ビジネスオフィスだったりします。大資本がないと、維持出来ないような価値を持っていたりするのが面白いです。

 展示作業が始まりました!主催者よりも自主的に動いてこちらの本気度を示します。

 よっ、やっとるか?と、地元画家のトーレさん。お久しぶり~! やっぱ、あなたはデカいなあ~!

全部で大小さまざま、36点の作品。送りすぎかと思ったけど丁度かも。皆さん見守ってくださる中、陳列。うーん、静かなるプレッシャー。

 スタッフ皆さんにもこれが初めての私の作品の荷開け。「お手並み拝見」緊張が走ります!

 しかし、間を開けず、皆さんから「LOVELY!!」のお声が!! 

ラブリーは、愛しさの表れで、カワイイ~!っていみではありません🙇こちらの方々はお世辞を言わないので本当にうれしい!

 特に実質的にノルウェー現地の美術協会の企画運営をしてくださっているD様から、お褒めの言葉を頂けるのは、心底、光栄で感激でした。共にいるだけで誇らしい気持ちになれるような、高貴な方々です。

Dさん自ら花を生けられます。見事な花は御自宅のお城(!!

)の広大な庭から。また、日本的な雰囲気の演出にと、楓の枝を。なんとお母様はノルウェー人にして、生け花の師範。

 こちらの生け花と着物レイアウトは、私の大恩人で(元)日本人のMさんのお仕事!!

 最初はイメージ出来ませんでしたが、エントランスが映えること!!

 これなら、展示の絵が少々しょぼくても大丈夫です!🙆?

 

 明日のオープニングはどうなることやら!はらはら。

暗雲立ち込める?クラーゲリョーの夏至の炎を眺めながら。

 

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Kiitos kailille Suomen Parhaat Ystävät!!

 2020、ヘルシンキでの個展が終了しました。

 2年がかりのプロジェクトで、ずっとそれだけに掛かり切りでしたが、ついに終わってしまいました。

 

 関係者の皆様や、強力にサポートしてくれた親友たちに、あんな気持ち、こんな気持ち、色々お伝えしたかったのに。いつもそうですが、済んでしまうとあっという間。

 

 こんな成功した展覧会はなかなか経験できるものじゃない。

 

 何度も繰り返し来場してくださったお客様、遠い国から深く感謝申し上げます。

 

 そして、親友たち、また近く、次の機会を待っててください。

 

 特にいつも親のように心配してくださっているオリさん、レエナさん、エイラ、アンティさん、カアリナ、ヘイッキさん、お体を大切に。

 トゥッカ、パイヴィさん、素晴らしい友情をありがとう!!

Tusen takk for dear friends, ありがとうM.Aさん!!

2017、あたらしいBLOG書き込もうと一念発起!! 今年のノルウェー個展は個人的には特別な機会となります。これからぼちぼちかきますのでBLOG2017のコーナーを御覧下さい!

 

 

 

2015 7~9月、はしばらく休めていたノルウェーでの個展企画など美術活動を展開中です。ムンクの研究はわたしの生涯のものですが、現在はなにより、ノルウェー高地の森林限界地域の自然環境の取材を行っております。予期せず決死の活動になってしまっておりますが…冗談抜きに死ぬところでした…  詳しくはBLOGのJotunheimenの項目を御覧下さい!!

 

 

 

2014 7~8月、今年のフィンランドでの美術活動を終え、日本にかえって来ました。 全長8mの巨大な絵画を描き上げてきました。 詳しくは後日BLOGで!!

2010-2011 Works in Finland Virrat16,17がいまさら完成しました。よろしければ御覧ください。

                               

 2011年、北欧ラップランドでの写真展を終え、フィンランド内陸部の湖畔の美しい村で、制作と展覧会、また、国際的なアーティストたちとの刺激的なワークショップを終えました。

 現在は、憧れであった、ノルウェーのハルダンゲフィヨルドに面するオールヴィクで、なぜか楽しいオランダ作家たちと、興奮に満ちた日々を過ごしております???

 『厳しい冬を知らずして、北欧の美術は語れない』との思いで、氷との格闘からスタートした私の留学でしたが、春には現地の誰より薄着になれるほどタフになりました。

 冬から春、夏へと急激に変化する北欧の気候には、ただただ圧倒されるばかりです。 

 すっかり報告が伸ばし伸ばしになっておりますが、私の体験していることを少しずつご紹介いたします。