2013 6月
私の大好きな人たちが集う場所、タイデヌーティラにつきました。
今年は私がキュレーターです。詳しくは左の項目の中の2013Works in Finland にUPする予定です。どうぞ御覧ください。
わたしは今までこれだけ沢山フィンランドに来ていながら、フィンエアーの直行便は初めてでした。(経済的理由、のみ!!)今回はフィンエアーが他社と比べ高くなかったことと、航空チケット代が基金よりいただけるので、なんだかすごいリッチな気分です。(もちろん、えこのみーです)
らくらくヘルシンキ・ヴァンタア空港につくと、持ち込んだ作家さんの作品がきちんと特別室に保管されていて、向こうの案内付きですんなりと手続き完了。ドアを出ると、やさしいオーナーさんが満面の笑みで迎えに来てくださってました。今回は作家さんの作品や、ワークショップの荷物を運ぶためでしたが、いままで全部一人でやってきたので、改めて空港へお出迎えしていただけるというのは本当に嬉しいものです。なんだかはじめてホームステイする高校生のような気分です。
今回、メインアーティストとして作品制作から依頼しております、中田幸夫さんの3点もの大作は必見です。作家としての気合が違います。たまたま、私にとって尊敬すべき先輩という間柄ですが、知り合いだからお願いしたわけではなく作家として素晴らしすぎるからです。
他にも私含め8人の日本人作家が招待作家となりますが、個人的に一押しなのが日展の日本画家、青木秀明さん。日本画らしい精緻な筆づかい、ずばぬけた描写力!! おねがいしてよかった~!!!こんなに沢山の気持ちのこもった作品を提供してくださって感謝です。また、東北から加川広重さん、彼は私がお世話になっているギャラリー島田の島田さんから紹介していただいた作家で、一目でその力量にほれ込んだ実力派です。今年3月に神戸KIITOにて展示された震災を生々しく描いた超巨大壁画は人々の心を揺さぶりました。現在も来年の展示に向け3点の巨大壁画を製作中とのこと。私もたいがい”デカイモノ描き”と言われましたが、彼には遠く及びません。それも、一筆600円の高級水彩絵の具で描かれていると言うから驚きです。
なんとか良い展覧会にしなくては!!
続きはぜひ、左別項で!!
このホームページに新しい情報を全然アップできて無いのは、それだけ忙しいからですが、左の[2010~2011 works in Finland] [2012 Works in Finland]ともに完結しておらず、大抵フィンランドでの1~3ヶ月の滞在の後半に、ノルウェーに移動する習性ですので、それぞれ後半の体験がまったく紹介できておりません。まるでノルウェーには触れてもいないかのよう・・・実際は私の北欧への憧れは幼少期よりのムンクからですから、ノルウェーには常に特別な思いがあるのですが、2年分同時に書こうとしているBLOG、そこに行き着くまでに早くも一年が・・・このままでは3年分同時に書かねばならないことになりいくらなんでも無理~
夏期季節労働者になりきって、夏休みの宿題をためてしまってる状況です;;;
「3ヶ月くらいは夏休み」をとらねばならないフィンランドの彼らがほんと、うらやましいです。でも、毎回あっちに謝り、こっちに頭を下げではありますが、理解ある職場の皆さんに支えられてようやく毎年活動できている私は幸せです。改めて感謝申し上げます。
しかし・・・忙しい・・・
2013 5月
私のキュレーションによるフィンランド、タイデヌーティラの企画展、なんとか必死に進めております!!
タイデヌーティラの要請を受け、わたしがこの方!!と思った「日本人らしい空間性を表現される画家たち」に声をかけ企画しました。
[ MAーTila 日本美術における空間の美 ]
オープニングは6月20日(ちょうど北欧の一年の絶頂期、夏至!!)から、9月1日まで。2ヶ月と10日あまりの会期に及ぶ展覧会です。国際交流基金サマの誠にありがたいの援助を受けての開催となります。
パーティーには在フィンランド日本大使もスピーチをいただける予定となっております。平山郁夫にも動かなかった(Virratの人、談…????)大使館のご拝謁を賜れるなんてとてつもなく光栄なことです。
ココみてね→ http://www.taidenuuttila.fi/englanti2013.html
(例によってリンク先アドレスが黒つぶれですみません。)
続報、乞うご期待!!
そう言って、またじぶんにプレッシャーをかけてしまうわたくし・・・
2013 5月
皆様、森井宏青展 『水底の断片をまたひとつ忘れる』を、ご高覧くださり有難うございました!!!!!!
すみません!!!!!!
ご高覧頂きました御礼も申し上げられぬまま、もう一月が経とうとしております。本当に申し訳ございません。
多忙すぎてお買い上げいただいた作品の包装作業もままなりません。(本来あってはならないことですが…ついあまえてしまいます。)いろんなところで仕事にほころびが出来そうで本当に怖い思いを致しております。
個展とは実にもどかしい期間です。ひと月も会期がありますと、その間、一切絵はかけないのに、自分の絵の欠点だけは毎日直視し続けなくてはなりません。
会期が終れば、片付け整理業務が待ってます。なんといってもこれからは6月のフィンランドの展覧会の企画の直前です。休んでなんて居られません。
ちょっと、つらいわあああ。今夜は泣かせて頂戴!
2013 3月
16日より、神戸のギャラリー島田さんで個展がスタートしました!!
お蔭様で、初日から沢山の方々に来ていただけて感激です。ありがたいことです!!
まずはギャラリーのブログから御覧ください。
2013 3月
先日、大阪 楓ギャラリーでの山縣寛子の個展が無事終了いたしました。
おかげ様で大変多くの方にお越しいただくことができ、本人も喜んでおります!!
私達の活動は皆様により支えていただいております。これからもより精進してまいりますので、変わらぬご指導どうぞ宜しくお願い申し上げます!!
しまった~!!
ごめんなさい、先日案内状を皆様に郵送に出しましたが、一部何のメッセージも書かずに送ってしまったことに後で気付きました!!態度デカイことになってすみません。今回DMは3000部用意したのですが、制作の追われながらの作業で毎回ミスをしてしまいます。ご案内こそ気持ちを込めないといけないところなのですが。
会場地図も、えらいちっちゃくなってしまいました。見づらくてすみません…
2013 3月
今、描いてます~;;;;へろへろになってますがなんとかなるでしょう。
いままで毎年2回ペースで個展をしてきましたが、しばらく海外での個展が続き日本では3年ぶり、 帰国後初となります。いいものになると思っています。
どうぞご高覧ください!!
ギャラリー島田 : Gallery Shimada in Kobe
2013.3/16(sat)~3/26(tue) 12:00 ~ 19:00. 19(tue)~18:00まで。
最終日~17:00まで。
神戸市中央区山本通り2-4-24リランズゲートB1F
Tel/Fax:078-262-8058
HP→: http://www.gallery-shimada.com
e-mail: gallery.shimada@dream.com
阪急・JR三宮駅より徒歩10分
GALLERY b.TOKYO
2013.4/1(mon)~4/13(sat)11:00~19:00
最終日~17:00まで。4/7 休
東京都中央区京橋3-5-4 第1吉井ビルB1
Tel/Fax:03-5524-1071
HP→: http://www.gallery-b-tokyo.com/
地下鉄銀座線・京橋駅2番出口徒歩3分。
2013 1月
よめさん、山縣寛子の個展が、12月の東京展の後、大阪にやってきます。
たて続きの個展、がんばってはります~
「主の不在中に室内に沸き起こる不可解なミステリー(素朴!)」
みなさま、どうぞごらんくださいませ!!
2013年 2/19(火)~3/3(日) 2/25(月)は休廊
12:00~19:00 最終日17:00まで。
楓ギャラリーにて
大阪市中央区上本町西1-4-20
Tel /Fax :06-6761-0388
Click here!!→ http://www7a.biglobe.ne.jp/~kaede-g/
アクセス:地下鉄谷町線、もしくは長堀鶴見緑地線「谷町六丁目駅」①か③出口、徒歩3分
2013 1月
タイトルは[一日だけでも本気デッサン!]①・②
日ごろから私が特に思い入れをもって、具体的に合理的に指導させていただいておりますデッサンを、一日ずつの限定期間で特別に開講させていただきます!!
どうでしょう?「でっさん…ちょっとヤダナア…」と思われている皆さん、このタイトルなら「一日だけなら我慢しようか!」となりませんか?そこが落とし穴…いえ、冗談、苦手だからとコンプレックスを引きずって、これからの長い絵画人生を送られるのはもったいないです。苦手を特技に変えて、晴れやかな気持ちで楽しみを見つけていきましょう。
他では決して得ることのできない専門教育内容を、短期間ではありますが、とことん具体的にご指導します。作家でないと分からないような小難しい言葉や、感覚論的、ゲージツ論的なアイマイ講義は致しません。今までの絵画経験や、器用・不器用は全く問題ではありません。持って生まれたものなどデッサンには無関係です。
美術は自由で、確かな答えというもののない世界です。しかし、デッサンはそれを伸びやかに満喫するための下地であり、極めて簡潔・明瞭なものです。自己流のセンスで身につくようなものではありません。
カンタンなことをカンタンに!!それが私のデッサン教育の理念です。
おかげさまで2月10日開講の
①~確実にわかる!根本的なものの描き方を1日で習得する!~は、申込期間が始まった当日に32名の定員を大きくオーバーして、11日現在10名のキャンセル待ち状態となっております。ありがたいことです!!
2月24日(日)開講の[②~空間の表現を習得しよう~]は、1月23日(水)10:00から募集開始です! 御希望の皆様、どうぞ遅れられませんように!!
お申し込み・お問い合わせ先
〒530-0015大阪市北区中崎西2-4-12 梅田センタービル1階 (北別館)
サクラアートサロン大阪
Tel:06-6292-7080
Fax:06-6292-7081
2月24日(日)開講の一日だけでも、デッサン、[②~空間の表現を習得しよう~]は、1月23日(水)10:00から募集開始しましたが、たったの30分!!で定員を超えました!! (これで内容がショボかったらしばり首モンです・・・;)
おかげさまですごい反響です。これをうけ、今回申し込みが出来なかった方には、あらためて機会を設けたいと考えております。
ファックスか、直に事務所に申し込むしかないという形で、大変お手数おかけいたしましたが、ご希望をより多く寄せていただくことで皆様のご期待に応えて参りたいと思っております。
気合を入れてご指導いたします!どうぞ宜しくお願い致します。
2012 12月
何も言わず、芸術新潮の最新号の表紙をめくってみてください。
わたしは断言いたします、ホルベイン・油一、ヴェルネは世界最高です!!!!!!!
(いったいいくらもらったの??いえいえ、本心です。油一のときから個人的には大変思い入れが強く、このような扱いをしていただけるのは光栄なことで感無量!!
輸入文化である油彩用絵の具を、我が国で世界最高水準にまで高めようと言うこの大阪のメーカーの心意気には心底頭が下がります。)
真面目な画材メーカーさんたち、頑張ってください。私達作家は出来る限り応援したいと思っています。
わたしは日本人。あっちこっちでばかまるだしのクリスマスソングなんかが流れて聴かされ続けていると、もううんざり・・・「クリスマスなのにひとり~♪」とか、あほか~。この季節になると、どこへいってもさわがしくてうんざりです。「恋人はサンタ」だ~?ええかげんなこと言うな~どあほ!!
昔から、クリスマスは「仕事の日」と、決まってます。暇ならごろごろしたり、あるいは木片削ってルアーを作ったり・・・あ~しあわせ!!
一人ぼっちでさみしい? ふざけるな~、あたり前やん、そんなん。
関係ありませんがフィンランドの内陸部で、わたしは日本からサンタへ送られてきた大量の手紙が貯蔵されている倉庫を散策したことがあります。私も偶然訪れ、発見したような状況で、おそらくは誰も知らないような変わった場所です。純粋なかわいい子供からの手紙もあれば、意味不明なお願い事とかを日本語で書いて送ってきてるやつもいて、ほとんど怪文書。 サンタ村はいつも日本人で一杯!
サンタは北欧の子供たちに独占させてあげて、日本や近隣国の子供には「七福神」でいいじゃないか。(?)人口は増え続けているのですから、サンタもたいへんでしょうから。しかも、年末師走の忙しいときに意味不明なイベントなんていりません。
しかし、そんなアンチCHRISTMASな”俺オレ教信者”のわたくしも、KURISUMASUなら祝います。HINAMATURIとおんなじです。(酔ってます)最高の魚介類を集めて24日のイヴはご馳走三昧です。ちなみに今年も私の家にはサンタは来ませんでした。サンタ村の近くに住んでたのに冷たいやつです。枕元にはらっぷらんどで必需品の、ウール100%でっかい靴下を置いていたのですが・・・ おかしいな・・・
あんなに「Nikon D800E がほしい・・・」ってお願いしてたのに・・・
断っときます。酔ってます。酔ったついでに言うと、
サンタは「茹でた毛ガニに似ている。」ビジュアル的に。
2012 12月
よめさんのためにと、うにっこ!! そりゃよろこびますよ~。
友人の作家夫婦がフィンランドへ旅行に来てくれました。張り切ってフィンランドの友人達、先生方へ紹介し、とっておきの場所へ案内したりして楽しい時間をすごしました。
ある新聞が、そんなささやかな日本フィンランド間の文化交流を載せてくださいました。
フィンランドのレエナさん、オリさん、そして友人たちから、クリスマスプレゼントが届きました。でっかい郵便物にびっくり。中には私達の美術活動、ワークショップに関する記事を掲載してくれた雑誌など、新聞、そして私の屋外作品の写真があたたかい文章の手紙と共に入っていました。
彼らの思いやり深い心を思うとあらためて目頭が熱くなります。
新聞記事はお世話になっている大変面白いおばさん、パワフル・マルケッタさんが、「私はルポライター目指すの!!」と意気込んで執筆、投稿された労作でした。意義ある文化活動を紹介するものとしてコンペに通らないと、記事として採用されない、公募制の難しいものだったと聞いています。今回送っていただいたものは、晴れて採用された証です。おめでとう、マルケッタさん!!
うううむ、なぜだ、なぜ毎回取材のたびにわたしはよめさんの背後にばかりちっこく写されてしまうのか…!! イマドキのカメラマンには美意識というものが無いのか? 解せぬ!!
多国籍軍アーティストたちと開いたワークショップ
での、私の屋外インスタレーション作品の写真も同封
されていました。
2012 12月
由緒正しい我が家のまえでの一枚・・・・・・うそ。
大阪くらしの今昔館にて。初めて行きましたが思いのほか良い施設でほっとしました。つい調子に乗って和装なわたし。
フェリカはもちろん左から2人目。すごい作家なんですよ!!
以前から、彼らが大阪に攻めてきたら、いったいどこ案内すればいいんだよ!!って悩みまくっておりましたが、その機会を得て改めて、ううううっむううう・・・・「食いモンしかないんかあ…この街のおススメは!!」
私にもっと時間があればいいのですが、丸一日作ってあげれないので遠出も出来ません。
てっこんきんくりーとな大阪城とか、エッフェル塔を模して作られたけど、大きさ?分の1スケールのつうてんかくとか、案内するのはどうも…大阪人同士なら楽しいのですが。もとから大阪の街は好きでないし。それにこの師走の人、人、ひと・・・
今回フェリカとは、東京から一緒に大阪に来ましたが、移動のたびの満員電車には閉口。もううんざりです。特に東京では人口密度の違いからか、超満員の電車内での人の心の閉ざし方が尋常ではありません。人と人の間に押しつぶされそうになりながら、本を読んだり、音楽を聴いたり、ノイズでノイズを覆い隠して現実逃避することで自己をかろうじて保っています。つまり、自分の顔面におじさんの後頭部が密着するような状態でも、周囲にあるものはすべてモノにすぎないとセルフマインドコントロールしなければとても精神がもちません。ですから、東京ですら、ラッシュ時など電車の乗り降りでも無神経な振る舞いが目立ちます。平気で押しのける、ドカドカ割り込む、それでいてみんな無表情。「わたしはココにはいない」と逃避するか、「まわりには私以外なにもない」と心を閉ざしているのか・・・
学生時代東京に住んでてそれほど気にしなかったのですが、いま改めてびっくり。
「おおげさな」と思われるかもしれませんが、北欧の彼らの生活を知れば、いかに私達の日常が偏ったものか分かります。私一人ならまだましなのですが、彼女と居ると余計それが気になってしまいます。
この異常さを日常として受け入れて来た自分にも「おい。オマエそれでいいのか???」と今更自問してしまいました。ハルダンゲの雄大な世界からやって来たフェリカはいったいどう思うのだろう?と心配になりました。
曰く「一生分、人を見ました。」
そのあと、気分を変えて田舎の温泉に行きました。ものすご~く長く露天風呂をたのしんで感激されてました。寒い冬空のしたの露天風呂、たしかに国境を超えた素晴らしいものだと思います。
人間密集地帯からとにかく逃れたい…
とりあえずハズレる筈の無い奈良へ。
私は奈良が好き。
いまの大阪よりも、昔の大阪の雰囲気に
近いから。
「ごっつ、でかいで~す!」とフェリカ。興福寺や東大寺は、そりゃ、短期滞在には十分すぎる内容でしょう。秘湯(ほんまに、秘湯…)とか、飛鳥や古墳めぐりも趣あるんですが、今回は3日しかないので。
私のアパートに滞在してもらうのですが、「日本の家はすごく寒いです。」と言われていたのを思い出し、可能な限り暖めました!!
ともあれ、ノルウェーで彼女にお世話になったのと同様に、こちらからも心を込めたもてなしをしつつ、楽しい時間はあっと言う間に過ぎました。日本食にも大満足された彼女は、満面の笑みでノルウェーに帰られました。
(すごい短期間のうちにかなりの種類のすばらしい日本食をあっちこっちでご馳走になってはりました:)
2012 12月
すっかりわすれておりました・・・嫁さんの個展が東京で、明日から・・あります。もちろん展示手伝い等はわたくしめが致しますが、皆様への宣伝をすっかりと・・・まあ、いつものことですが。
彼女は東京の人間ですが、気が付けば東京での個展は6年ぶり・・・うそ~!! いつの間にそんなに・・・??
神楽坂の駅からすぐです。飯田橋の駅からも歩いてそんなに遠くありません。(ちなみに酒場放浪記の吉田類さんが、TV収録でふらりと酒場めぐりの前に立ち寄った事のあるギャラリーです。だから?と言われても、べつに、それだけ、ですが・・・)
『留守居邸風聞集』山縣寛子展
12/7(金)~12/12(水)
アユミギャラリー
〒162-0805 東京都新宿区矢来町114
Tel: 03-3269-1202
詳しくは以下のHPを御覧ください。
Websiteはココ→ http://www.ayumi-g.com/ex12/1246.html
2012 12月
オランダ人美術工芸作家で、ノルウェー、ハルダンゲ在住のアーティスト、フェリカが来日し、個展をされます。会場は東京、恵比寿です。
しかもお互い知らなかったのですが、私の嫁さん、山縣寛子の個展と全く同時期に東京での個展!!そんな偶然あるでしょうか??その後、大阪へ一緒に来ていただいて、観光を楽しんでいただきたいと思ってます!!彼女は東京と大阪の専門学校で、ジュエリーの講座を臨時開講されます。受けれたら面白いだろうな・・・・
彼女は大変ユニークで、愛嬌のある作風で知られ、作品同様優しくかわいい女性作家です。動物をモチーフに、奇妙でシュールなドウブツを創作します。
ハルダンゲでは大変お世話になり、楽しい村祭りを家族や友人達と堪能しました。かわいい息子さんと、穏やかなご主人もまた魅力的でした。
詳しくは以下にギャラリーのHPがあります。(例によって黒く背景に隠れてますが・・)
Website はココ→ http://www.deuxpoissons.com/exhibitions.html
断言します!ごっついいい良い作家です!!
本日11月11日、アクリル画の一日講座(計二回)の第一回目、『基礎編』を行いました!!
沢山の方がアムステルダム・エキスパートアクリル絵の具を使用して、自由に楽しまれました。
作家からは軽視されがちなアクリル絵の具の特徴を、アマチュアの方々には誤解無くご理解いただきたいと思いました。少々抽象的な内容で、皆さん難しそうでしたが、目一杯創作していただきました。このような抽象内容の一日講座は教える方も実は大変です;;;
11月25日(日曜 10:00~16:00)に、『応用編』を行います。ここではもう少し専門的な画材としてのアクリル絵の具の説明と、ゴールデン・オープンアクリルの画期的な性質をお楽しみいただきたいと思っております。本日の基礎編では、工作的な内容で童心に戻っていただく必要がありましたが、次回『応用編』では、大人の方の、基本的な描き方を実践していただきます。専用のキャンバスを自分で作ってもらい、根本から基本に忠実に描き進めてゆきます。
とは言え、初心者歓迎の内容です。お気軽に御受講ください。
現在申し込みは締め切らせていただいております!!有難うございました!!
参加申し込みはまだ受付中ですので、よろしければ是非いらしてください!! お問い合わせは、サクラアートサロン大阪 大阪市北区中崎西2-4-12梅田センタービル1階 北別館 ■℡06-6292-7080までお問い合わせください!!
ゴールデン・オープンアクリリックスキャンペーンを企画。私の作品、制作プロセスをご紹介中です。アムステルダムのエキスパートシリーズも今までのノーマルとは段違いの良品質。ともに新しいシリーズですが、私にとっては使えるアクリルです。アクリルを油彩と比較して毛嫌いするのではなく、アクリルらしい使用法を検証するのも大事な勤めだと考えています。
Now I'm opening a public relations on acrylic paints at Japanese popular Artist's materials shop "KAWACHI" in Osaka. Golden Open Acrylics and Amsterdam Expert series....exhibiting my paintings and the panel of showing my techniques. I think having relationship and coopereting with good paint-makers are very important to develop art or hobby worlds.
Click here!! → kawachi-sanbangai.sblo.jp/article/59822957.html
画材店の老舗として有名なカワチ画材店の大阪・阪急三番街店で、アクリル絵の具の使用法紹介のキャンペーンを開いていただきました。
画期的な新製品、ゴールデン・オープンアクリリックスを中心に、ノルウェーですっかりお世話になった、アムステルダム・エキスパートアクリルをご紹介。私の作品展示と製作中のパネルなどを出してもらい、偉そうな作家みたいな?扱いをしていただいております。
ちなみにアムステルダムのエキスパートシリーズは今春にようやく親会社であるサクラクレパスが日本に導入した新商品です。私は下地制作や、支持体作りに海外で愛用してました。帰国してサクラクレパスのスタッフに「ノーマルのアムステルダムはXXXやけど、銀色のラインの入った新シリーズはつかえるで~」と言ったら、「そんなのないですよ~寝ぼけてんちゃいまっせ~」と言われてしまいました。日本ではまるで知られていなかったのです。惜しむらくは、質のXXXな、ノーマルシリーズとほとんどデザインが同じのパッケージで足を引っ張られています。銀ラインの入ったのがエキスパート! お徳用で、使える品質!!
11月14日まで展示中です。
ゴールデン・オープンアクリリックスとわたし・・・・
みたいなかっこよすぎるパネル。
私の推奨画材たち・・・カワチ画材のスタッフ皆様のご苦労がしのばれます。ありがたいことです。
いかにもアクリル大好き!みたいな感じですが私は画材を一切差別しません。アクリルはアクリルのよさがあります!!
なんか一つだけ画材を選ぶとしたら・・・私の宝、日本最高品質の”松煙”でしょうか?これは20年前、偶然入手できたすごい純度の高い松煙で、現在は国内で手に入れることは困難です。たまたま在庫が見つからない限り。にじみゆく色の快調がうるわしい~!! これが無いと描けまへん。
あるいは世界最高品質のホルベイン油絵の具”油一”でしょうか??? アクリルもつかい方を知れば軽やかさの気持ちよい画材です。油みたいに使おうとするから失敗するのです。
う、このうしろ姿は私ではない~;;;これは同期のミスターK.Yです!!
私がオープンアクリリックスを強力に(?)支持していることを受け、販売元のターナー色彩様が全色太っ腹のプレゼント!! いったいいくらするんでしょう?有難うございます。
いいものを作ってくれているメーカーさんには全力で協力したい!!私はいつもそう思っております。悪意あるヤスモンが蔓延する世の中ですので・・・
画材メーカーさん、頑張ってください!!
TURNER COLOUR WORKS gave me all sets of the new series of Golden Open Acrylics!!
They are quite expensive! thanks for such great presents for me, thanks Turner!!
ずらりっつ!!!!!!
早速お絵かき。
色数こそ少ないものの、完全にプロ仕様の絵の具で、ほど良い乾燥速度と筆なじみが魅力です。
2012 10月
日本が誇る絵の具メーカー、ホルベイン社の講座で、世界最高品質の油絵の具『ヴェルネ』を使った絵画講座を担当させていただきました。この絵の具の元となった史上最強の油絵の具『油一』開発の折から、個人的に思い入れの深いホルベイン社。その至高の絵の具の解説指導に携われることは、私にとって光栄なことです。
3回行う講座の一日目の内容は、一色の美しさ、上質な絵の具の持つ力を最大限に引き出すことが目的。「絵の具の透明感を生かした彩色法」について。
皆様長い講義にも居眠りせず、勉強熱心な方々で、個性豊かな表現をされておりました。
次は11月14日で、「油絵らしい、厚塗りの重厚な不透明彩色法」について。
最終の3回目は「質感の描き方」
それぞれありがたいことに満席で、予約がキャンセル待ちの状態になってしまい、今からでは申し込みできません。
ブログ見てる者になんで知らしてくれへんの??とおしかりをうけました・・・すみません。わたしは宣伝活動が本当に苦手です。なんか、お知らせすると押し売りしているようで・・・ある方からは「プロ意識の不足!!」との厳しい指摘が!! いや、本当に。おっしゃるとおりでございます。
私が最近特に危惧すること。「安モン絵の具の蔓延」を食い止めてゆきたいと思いました。それには良いものの当然の良さ、をアピールすることが不可欠だと思いました。「モノの違いが分からない馬鹿をだまして金儲けしよう。」とする善意の無い安物メーカーがはびこって、国内の志あるメーカーが苦しんでいます。そんな安値で作れるはずの無いものが、100円均一で何でも手に入る現在。一生涯の高尚な趣味のための道具です、皆さんはそんな浅はかなものにだまされないでくださいね。
一度、一色だけでも最高の絵の具を使ってみてください。皆さんの一番好きなこだわりの色。まがい物とは全てが別次元に違う、と言うことが実感できるはずです。感性の豊かさ、ってこういうものではないでしょうか???
2012 10月
まだコメント等は打ち込み中で未完成ですが、写真は結構UPしております。
といいますか、実はまだ昨年の活動がUP しきれておらず、特にノルウェーでのいろんな活動がこのウェブサイトにはまだ載せれておりません。まあ、ぼちぼち・・・やろうという意思はあります。
今現在このHP上では、過去の海外の活動について『2010-2011 in Finland』『 2012 in Finland』の2項目に掲載しているところで、ごく最近の事柄のみ、このブログに載せてゆこうと思っております。
(つまり、このブログの項目を含め、3つ同時に書き込まねばならない事態になっております。全ては私の怠惰が原因!)
どうぞ皆様今後ともよろしくお願い致します!!
2012 9月
せっかくこつこつ書いてきたのが、うっかりミスで全部消えてしまいました・・・今年の4月から9月分のブログ。何を描いたのかも忘れてしまいましたが・・かなしい・・・また気を取り直して書きますわ・・・
2012 9月
今年も参加させていただいたヌーティラの展覧会、インターナショナルワークショップも大成功でした!! 友人で最高の版画家である、トゥッカ、パイヴィ夫妻がキュレーションを行いました。そのせいもあって、実に若々しく刺激的な展覧会でした。もちろん新聞等での取材も度々あり、注目されておりました。
国際ワークショップでは、フィンランドの若手作家達はもちろん、ポーランドの著名な現代美術作家バルバラさん、アルメニアのテキスタイルアーティスト、マリアさんなど、私と、よめさんの山縣寛子以外に素晴らしい作家達が集いました。仕掛け人は昨年同様、まりめっこ、カーリナさんとマデレーナさん。 この模様については、先日までこのブログページにアップしていたのですが、わたくしめの果敢なPC操作によりすべて消え去ってしまいました;;;
ときどきデジタルでーたを宇宙の闇へ葬り去ってしまう私ですが、いったい消えたデジタルでーたって、どこへ行ってしまうんだろう???なんて思ってしまいます。「人って、しんだらどこへいくの???」と、同じレベルの疑問です。あ~、あなろぐって良かったなあ・・・・
おちゃめなフィンランドアーティストヘタさん。
彼女の作品。手触りはしっとり。いつまでもなでていたくなる質感です。
彼女がいかに木の表情を愛でて制作したかが分かります。
私達のワークショップと、企画者のカーリナ、マデレーナさんたちの活動を紹介する記事。
2012 9
ハルダンゲのアーティストの友人達が、私のよめさん、山縣寛子の作品を手に、レジデンス保護の活動に!! 寛子の作品に込めたメッセージをここまで大切にしてくれていたことに、涙を禁じ得ません;;;
『シアターメッセン』
私達がひと夏をすごしたこの建物には、魅力的な沢山のアーティストが集い、笑い合って楽しい創作の日々を送りました。それぞれ一人、また一人、国へ帰ってゆく様を、建物は見守ってきました。
私達にとってそこは劇場の舞台のような、ドラマの生まれる場所でした。今、そこは中国企業に買収されて、美術施設としての機能を失おうとしています。
友人達は、寛子の作品をシンボルに、存続のために今日も戦っています。
しかし…皆さん、あらためて足長いね… :)
後日談(2012・12月):彼らの努力が実を結び、今後10年間の運営継続が決まったそうです!!えらいぞみなさん!!万歳メッセン!!