おっしゃ、大物~!!
とは言っても私が釣ったものではありません。ご近所さんのトラップにかかったハウキです。
この時点ではまだわたしはNOフィッシュ状態でした。アイスフィッシングもフィンランディア(フィンランドウォッカ)の飲みすぎで全く釣れんかったし。
夜な夜な広大なアトリエの中で針無しルアーを投げては巻き、投げては巻き・・・・さみしい・・・・
この手のトラップにとぐろを巻いて入ってたらしい・・・
湖にもすっかり、春が。
つくし、イン ふぃんらんど
オッリ作の彫刻作品。しかしわたしが広角レンズでパースをつけて撮影したこの写真を作者は拒否。
「なんか、態度デカそうにみえてまうんちゃうか~」
もっと、自身を誇っていいんちゃいまっか~、とわたしは言いましたが・・・
くまんばちがわたしのラクガキ帳に遊びに来ました。
ほんとうにかわいい。もうちょっとあそんでいきなはれ。
フィンランド人の自然に詳しい人たちは、ミツバチ、クマンバチ、マルハナ系と、いわゆるアシナガ、スズメバチ、つまりワスプ、ホーネット系は全く別種と認識しているようで、なんでも一緒くたに「ハチだ!!ハチだ!!」と大騒ぎしません。中にはおとなしいマルハナバチは刺さないか、刺されてもまったく痛くないと思っている人も。
かえるもやってくるおうちのおいけ。
こっちからもやってくる~
ほんでいちめんタマゴだらけの巻
ちょっと持って帰って飼育の始まり。
いつかえるかな。
シダの新芽も萌え出ずる 春
日に日に夜は短く
雪どけの水溜りが、あちらこちらに、ぽつり・ぽつり。
かえるの天国になります。
日本だったら、ミニ・サンショウウオの天国にもなるんでしょう。
白樺の新芽がきらきら輝く季節になりました。
そしてわたくしのよめさん、画家の山縣寛子がとりわけますと・・・
なんということでしょう!! あっと言う間に力感みなぎるアブストラクトアートに・・・!! 造形の基本は「欲望に正直に向き合うこと」作家は無言のうちにそう伝えようとしているのでしょうか。自己の本質から逃げないことの大切さを感じます・・・
時は江戸初期、ちょーひまな武士の崇高なたしなみとして、「釣道」生まれけり。
釣道のこころとは、如何なる時も乱れず、見えぬ水面下をも見極め、策を講じ、ただひたすらに忍ぶことなり。実を得んと渇望するは浅ましきことと心得るべし。すべての頂は不動の精神鍛錬の上にあり。
てな訳で・・・
そんでもって・・・最後に・・・
・・・この世は虚構と悟るべし・・・
いいましたっけ、カメラ撮るときの「はい、チーズ!」は、この国では「ムイック~!」です。むいっくとはずばり、こんな魚。まさに、さみしく微笑むことしか出来ません。
(それでもな~んも釣れんと寂しいので、どんどんちっこいルアーに付け替えるわたし・・・釣道のデフレーションといいます。)